【恐怖!モノ破壊Boy】かえるがかんがえる子どもの問題行動対応まとめ【辛辣!人泣かせGirl】
こんにちは!こんばんは。見る人によってはおはようございます!
かえるです。
子どもたちの行動って、ほんと不思議ですよね。
クスッと笑える行動や癒やされる行動もありますが
なぜ今それをする!?なんでそんなこと言う!?
という行動を起こすこともあります。
ということで
かえるが勝手にオススメする 子どもの問題行動対応 4選
をご紹介していきたいと思います。
今までの子どもの対応に関する記事は
などでご紹介しています!ぜひご覧くださいね!
ぼくは心理職の方や児童精神科の先生と一緒に働く経験もしましたし、
支援に困ったときには本を漁って、理論的な対応策を求めたりもしました。
しかし、こちらで書いている内容に関しては、
これはこの理論に裏打ちされています!といったような明確なものはなく、
ぼくの経験から述べることが多いですので、お含みおきくださいませ!
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①適切な方法や手段を知らない
自分の思い通りにならないから、物に当たる!
言うこと聞いてくれないから、暴力する!
なんて暴力的なんだろう…。とも思えますが
そもそも他の発散方法を知らないという可能性があります。
腹が立った⇒暴力 と直結しているものを、
たとえば、新聞紙やチラシをビリビリ破く
気心知れた人を呼んでコッソリ愚痴る など
複数の発散方法を提示してあげることで、行動に変化が見られるかもしれません。
暴力だけでなく、暴言や不適切な行動についても同様です。
今までしてきた慣れもあるので、すぐに変化を求めるのは難しいとは思いますが、
その都度、声をかけて違った発散・表現の方法の提案をしてみることが
その子にとって有効な手段になるかもしれません。
②周囲の反応に気づいていない
気の向くままに暴力をして、肩で風を切って歩いていく
言いたいことを言い捨てて、したり顔で去っていく
それを見ている周りがヒいてても「やったった」と満足気…。
狭い道路にもかかわらず、ブオォォンとスゴいスピードで走り去っていく車や
サバサバ系を履き違えて配慮のない発言をする方などを見ると
子どもだけではなく、大人でも少なからずいるんだなあ…と感じたりもします。
ぼくも、そういった自信に満ち溢れていた高校生のころの自分を思い返すと
「イタかったなあ…」と、枕に顔をうずめて足をバタバタとしたくなりますw
行動については客観視できる材料があることが改善の方法だと考えます。
「◎◎ちゃんが□□する人ってカッコ悪いって言ってたよ」
「△△くんって◇◇な人が好きなんだって」
「この雑誌みた?“これだけはするな!人から嫌われる行動3選”だってさ」
などと、第三者からの意見や情報であったり、
似た行動をして、痛い目を見た反面教師の例があったりすることが
行動改善のための一つの有効な方法なのかなと考えます。
③だれかの真似をしている
その行動にモデルがいるという可能性です。
きょうだい、学校の同級生、先輩、好きな有名人、好きなキャラなど誰かの立ち振る舞いが
カッコイイ!憧れる!といった風に、行動が引き起こされているパターンがあります。
ぼくは幼少期からプロレスが好きなのですが、
ヒール役のレスラーに憧れて、真似ばかりをしていましたw
そんな中、一番に驚いたのは、
リング外での積極的なファンサービスや穏やかな姿でした。
本当に強い人ってみんなに優しいんだ!と感じ、行動を改めたことを思い出します。
地上波では意地悪なジャイアンも、映画版ではヒーローですもんね!w
真の優しさとは…、真の強さとは…。
自分が憧れる対象の真の姿に気付くことが
ぼくにとっては改善のきっかけになりました。
憧れなどのほかに
“自分もされたから、誰かにやる”と真似をする場合もあります。
ぼくが児童福祉の仕事をしていたときには、問題行動を起こす子について、
その子の興味のあることや、いままでの成育歴を見ることが多かったです。
どこでその行動を学んだのか、インプットされてしまったのか…。
予測の範疇ではありますが、それを絞って支援にあたっていました。
中には、
親御さんからや兄姉から日常的に暴力や暴言を受けていた子もいます。
家庭内でまかり通っている分、
子どもにとって、上記①の要素を強く含む場合もありそうですね。
自分がされたときどういった気持ちだったのか、
嫌だった、悲しかったなどのネガティブな感情を肯定し、
その感じ方や考え方が間違っていないことを伝え、
周りの人にとっても、それが同じということが伝わればいいですね。
④その行動で得をしたことがある
物や人に当たったことでスカッとした。
駄々をコネたことで欲しいものが手に入った。
などの経験はその行動を強化させます。
よりその手段を使いやすくなるということですね。
改善するには、不適切な行動が誤学習によって強化されたように、
その代わりの適切な方法を取ったことで利益になる経験が必要と考えます。
利益とはいっても、決して金銭の授受などではなく
一緒に遊ぶことや、一緒にお出掛けに行くこと、
めちゃくちゃに褒めることだけでも構いません。
この行動をしたらいい気分になったな、嬉しい気持ちになったな
という経験になれば、適切な行動も強化されていくと考えられます。
子どもと一緒に話し合って、目標を決めて行動改善に取り組むのも一つの方法です。
その際に、怒っても暴力しない ではなく 怒っても言葉で伝える とするなど、
目標を「○○しない」ではなく「△△する」と設定することが大切です。
毎日、目標が達成できればスタンプを押し、
スタンプがいくつ貯まったら◇◇に行こう!✕✕しよう!と約束があれば
大好きな人と一緒に過ごせる!と、子どもたちもきっと頑張れますし、
増えていくスタンプが目に見えると、モチベーションも上がりますね!
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いかがでしたか?
以上がぼくかえるの考える問題行動への対応でした。
あらゆる角度から問題行動に対応し、
望ましい行動が出た時に手放しに褒めてあげることで
望ましい行動の強化を図りながら改善がみられるといいですね!
みなさんの中で、効果のあった対応策はありますか?
ぜひ教えていただけると嬉しいです!