【秘めたる力よ】かえるのかんがえる発達障害児支援まとめ【伸びろよ伸びろ!】
こんにちは!こんばんは。見ている人によってはおはようございます!
かえるです。
昨今の教育現場では、
年齢にそぐわない注意欠陥・多動性をもつADHD
読み書き計算や推論することを苦手とするLDなど
発達障害の特性をもつ子どもたちが
普通学級に6.5%在籍していると言われています。
ということで
かえるが勝手にオススメする発達障害児の支援3選
をお伝えしていきたいと思います。
発達障害は
教育の方法や子育て・しつけの方法、子どもたちの育ち方の問題ではなく、
生まれつきの脳の機能の違いと言われています。
機能の違いから、考え方やものの見方なども異なり、対応に難しさを感じている方へ
浅学ではありますが支援の方法をお伝えできればと思い、3点挙げようと思います!
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①見通しを立てやすくすること
発達障害の特性をもつ子どもたちは、算数や数学が得意な子が多いです。
これは、何事に対してもロジカルに物事を考えたり
物事の予想を立てていったりする子が多いからだと思います。
そのため、生活の中では不規則でイレギュラーな事象に弱く、
予想の立たなさからパニックに陥ることがあります。
それらをクリアにするためには、
まわりにいる大人たちが見通しを立てやすくしてあげることで
この先に何が起こるかわからないという不安を払拭してあげる必要があります。
これからの予定や、どんなところに行くか、なにをするかなど
伝えてあげることによって、子どもたちは心の準備ができるようになります。
予定を変更する際にも、前もって伝えてあげましょうね!
②視覚から情報を伝達すること
発達障害の特性を持つ子どもたちは、動くものやキラキラするものなど、
自分の視覚の中で目立つものに気を取られ、集中してしまいがちであるため、
耳からの情報を処理したり整理したりすることが苦手な子が多いです。
また、 小さな音量にも敏感な子や、大きな音を苦手とする子がいるなど
聴覚に過敏さがあるようで、カクテルパーティー効果のように、
どの音を聞き取ればいいかを選別することが苦手な子も多いようです。
そのため、懇懇とどれだけ説明しても「?」という反応だったり、
理解していないけど返事だけして流してそのまま、ということも多いです。
そういう場合には字によるメモや、
絵や写真などの視覚的情報によって伝達する方法が有効です。
集中力を保つためには座席の位置や話す場所なども大切です。
動くものや目立つものを視界にチラつかせないためにも
その子の目線の先を壁にするなど配置にも工夫ができますね!
③ルールや約束ごとを一貫すること
先にも述べましたが、発達障害の特性をもつ子どもたちは
ロジカルな思考で物事を捉えることが多いです。
スポーツや遊びなどのルールにおいても、
規定されたものを忠実に履行しようとします。
そのため、 そこから外れようとする子やグレーゾーンをすり抜けようとする子には
違反者として厳しく当たったり、声高に非難することも少なくありません。
「そのへんは柔軟に」などは、
発達障害の特性を持つ子にとって捉えにくい表現です。
「はっきり」「きっちり」「たくさん」など
個人個人で認識が異なるものもまた同様です。
これだけを、この時間まで、このように、など
明瞭なイメージが持てるように伝えてあげることが必要ですね!
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いかがでしたか?
ぼくが子どもたちと関わってきて感じてきたことを3点挙げました!
子どもたちの対応や支援にプラスに働き、状況がひらければ幸いに思います。
脳の機能が違うからこそ、
人とは異なった見方ができたり、
特異な能力を発揮できたり…。
それをまわりの子どもたちと組み合わせられれば、可能性は無限大!
ASDやADHDなどの特性が重複していたり、
そのバランスや度合いが違ったりと
おなじ「発達障害」として括られる子どもたちでも、
ひとりひとり表出する特性が異なります。
それぞれの子どもたちのニーズに合わせた、
個に応じた支援や対応ができればと思います。
まだまだ浅学で、子どもたちの支援について学びたいです!
みなさんからの支援ノウハウも、コメント欄でお待ちしています!